グレーゾーンとビジネスローン|引越し 資金

 

グレーゾーンとビジネスローン

グレーゾーン

「グレーゾーン金利」という言葉を知っている方は消費者ローンに興味を持っている方です。国会でも取り上げられましたのである
程度は浸透しているのではないでしょうか。ローン、特に消費者ローンを利用している方は知っていなければならない言葉です。
日本語に直訳すると「灰色」ですが、つまり「あいまいな金利」というわけです。ローンには必ず金利がつきますが、金利には<利
息制限法>と<出資法>という法律があります。これらの法律によって消費者はローン会社から守られているのです。しかしこの
2つの法律には<すき間>があります。この<すき間>をグレーゾーンと言っています。
更に詳しく言いますと、利息制限法に定める上限金利と出資法に定める上限金利の<すき間>を指します。
消費者ローン会社はこの<すき間>の存在によって存続できていますが、最近になり<すき間>を埋めるべきである、という考えが
国会などで論議されています。
<すき間>を埋めることは簡単ですが、問題点としては「この<すき間>を利用していた消費者が借りる場所がなくなることです。
そうした消費者は無法地帯という「闇金」に向かわざるを得なくなってしまいます。
人生も金利も杓子定規に決めすぎては生きづらくなるのは同じです。<すき間>はローン会社だけに必要なのではなく、消費者にも
必要な場合があります。あなたはどちらを支持しますか?

 

ビジネスローン

事業を営んでいますと資金繰りに悩むことが多々あります。資金繰りは事業者の宿命とも言えるものです。そうした事業者のために
あるのがビジネスローンです。
大きく分けてビジネスローンには「銀行系ローン」とノンバンク系ローン」があります。それぞれの特徴は次のような点です。
・銀行系ローン
金利が低く返済期間が比較的長い。審査が厳しく決算資料の提出を求められることがある。融資までに時間がかかる。
・ノンバンク系ローン
金利が比較的高く返済期間が短い。銀行系ローンに比べ融資実行が早い。
どちらが有利であるかは一概には言えません。一見すると「銀行系ローン」のほうが得になるような気がしますが、事業資金という
目的からしますと簡単には軍配はあがりません。
事業資金に最も求められるのはスピードと融資額の上限だからです。いくら金利が低くとも期限に間に合わないなら事業資金として
の意味がありません。
担保の有無も重要な要素です。誰しも無担保を好みますが、一般的に無担保融資は高金利となっています。また保証人の有無も重要
です。ローン会社によっては保証人を求める代わりに保証協会へ加入することを認めることもあります。そうしたことも調べたうえ
でビジネスローンを選択しましょう。